– ZARA展開企業、ロシア撤退 UAEグループに売却へ [2022/10/26更新]

【パリ=共同】ファッションブランド「ZARA」などを展開するスペインのアパレル大手インディテックスは25日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて店舗営業を停止したロシア事業を、アラブ首長国連邦(UAE)のダヘルグループに売却することで初期的な合意に達したと発表した。売却にはロシア当局の承認が必要とされる。スペインのメディアが伝えた。

インディテックスは「売却はロシアでの事業終結を意味する」と説明した。ただ、条件が整った場合は、ダヘルグループとのフランチャイズ契約を通じて販売を再開する可能性があるという。

ダヘルグループは店舗のリース契約や従業員の多くを引き継ぎ、インディテックスとは関係のないブランドで営業する計画を立てている。

インディテックスはロシアで500超の店舗を抱え、売上高は全体の8.5%を占めていた。撤退に伴う2億1600万ユーロ(約318億円)の引当金を既に計上していた。(引用:日経デジタル)

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