– UAE、ガザのパレスチナ人に冬用ジャケット40万着を送る　［2024/1/8更新］

UAE政府の人道支援部門であるエミレーツ赤新月社は、ガザへの首長国連邦の援助物資の輸送を監督している。ワム

UAEは、気温の低下とイスラエル・ガザ戦争の激化で避難所を失ったパレスチナ人に40万着以上の冬用ジャケットを送る予定だ。

毛布、ヒーター、冬用手袋も追加で発送される予定。
UAEの人道支援機関であるエミレーツ赤新月社は、「Be their Warmth」キャンペーンの一環としてガザ地区に援助船団を派遣する最終準備を完了したと発表した。
NGOによると、エジプトで製造された冬用ジャケットは、飛び地に入る前の物流手配のため、ガザとのラファ国境付近にあるエジプトのアル・アリシュに届けられる予定だという。

UAEは、ギャラントナイト人道的取り組みの一環として、これまでに160万枚以上の防寒着と毛布をガザ地区に送っている。

また、ガザとの国境のエジプト側にある淡水化プラントの能力を２倍に増強した。拡張された工場はガザ人に1日あたり450万リットルの飲料水を供給できる。この工場はパイプシステムを通じて地中海から水を集め、濾過して国境を越えて地下に送る。
UAEはこれまでに121台のトラックと129機の貨物機で約1万トンの援助を提供している。また、アル・アリシュに倉庫を開設し、おむつ、毛布、缶詰、電気ヒーターなどの援助物資を備蓄している。

ガザでは10月7日以降、2万2700人以上が殺害された。
大部分が民間人を含む約1100人が死亡した、イスラエル南部に対するハマスの攻撃を受けて始まったイスラエル軍による攻撃開始以来、数千人が拘束されている。他に約240人が人質となった。