– UAEの4隻目の援助船がシリアに到着 [2023/06/20更新]
アラブ首長国連邦(UAE)の4隻目の援助船が火曜日、2000トン以上の援助物資を積んでシリアのラタキア港に到着した。
今回の輸送はギャラントナイト2作戦の一環としてエミレーツ赤新月社(ERC)が企画したもので、シリアに送られる援助物資としては最大規模であり、シリア・アラブ赤新月社と連携して地震に配布される予定である。
2,823トンの援助には、1,662トンの食糧、321トンの食料バスケット、41トンのナツメヤシ、777トンの救援物資、15トンの建築資材が含まれている。
国防省の統合作戦司令部は、今回の輸送はUAEによる援助活動の延長であり、2月6日の地震発生後に設置した空輸橋を通じて継続的に援助が提供されていると述べた。
この取り組みは、シリア人が地震後の問題を克服できるよう支援するというシェイク・モハメッド大統領の指示に基づくものである。
RCのハムード・アル・ジュナイビ事務総長は、UAEの取り組みは、特に最も被害を受けた州における救援、開発、復興の取り組みに大きな変化をもたらしていると述べた。
同氏は、ERCは今年のアダヒ(犠牲)プロジェクトの受益者の範囲を拡大し、イード・アル・アドハーを記念し、シリアのいくつかの州でイード衣類を配布するという野心的な計画を持っていると述べた。同氏は、被災者に人道支援を提供するため、引き続き空路と海路でシリア人に救援物資を届けていくと付け加えた。
シリアのラタキア県評議会のタイシール・ハビブ議長は、災害初日以来の地震の影響を受けたシリア人に対するUAEの支援に感謝の意を表明した。
「UAEは地震後、シリアを支援した最初の国の一つであり、アラブ諸国との連帯と、自然災害や危機の際に世界中のすべての国を支援する主導的役割を反映しているため、この名誉ある姿勢は驚くべきことではない」とハビブ氏は述べた。 (引用:The Nationai)