– 岸田首相、7月に中東訪問調整 サウジ・UAE・カタール [2023/06/17更新]

岸田文雄首相は7月にもサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールの中東3カ国を訪問する調整に入った。ロシアによるウクライナ侵攻などでエネルギー市場の先行きが見えにくくなっている。市場安定化で協調し、資源国との関係を強める。

首相は石油依存からの脱却に向けた経済改革や脱炭素の技術、人材育成といった日本の得意な分野で各国に協力を申し出る見込みだ。

中東情勢をめぐっては3月に中国がサウジアラビアとイランの外交正常化を仲介した。米国が同地域での影響力を低下させている。

日本の首相が中東を訪れるのは2020年1月の安倍晋三氏以来となる。

22年8月にもアフリカ開発会議(TICAD)への出席に合わせて立ち寄る予定だったが、首相が新型コロナウイルスに感染して見送った経緯がある。(引用:日経デジタル)

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