– ドバイの少女がダイアナ・レガシー賞を受賞 [2024/3/22更新]
若い女性が低開発地域での生活の可能性を引き出すべく、世界規模のボランティア活動を推進するドバイの女子生徒が、ダイアナ・レガシー賞を受賞した。
ドバイ・インターナショナル・アカデミーの生徒であるネトラ・ヴェンカテッシュは、2020年にたった14歳でスパンクゴー組織を設立した。この組織は、無料のオンラインセミナーを通じてライフスキルを教え、女性スピーカーが自身の知識と専門性を共有している。設立以来、20カ国以上から5,000人以上がこの組織の支援を受けており、世界20カ所以上にボランティアが存在する。
現在17歳のネトラは、「この活動を始めた理由は、適切なリソースがあれば、誰もが自身の情熱と願望を持って自己の機会を作り出せると確信していたからだ」と述べている。
彼女は「私のコミュニティの一員である女性たちと共に働き始めたとき、彼女たちが社会的影響を与え、専門的な職業に就きたいという意欲を持っていることに気づいた。この組織は全て女子学生により運営され、世界中のボランティアが参加している。私たちは16歳から25歳までの農村部や低開発地域の女性たちに無料のライフスキルウェビナーを提供している」と話している。ネトラは、故ダイアナ妃の人道的活動を讃え、妃の息子たちであるウィリアム王子とハリー王子が支援するダイアナ・レガシー賞を受賞したことを誇りに思っている。
先週ロンドンで行われた授賞式で、ウィリアム王子から賞を授与されたネトラは、「この賞は、教育を通じて発展途上国の少女たちに力を与えるという我々の目的を進展させるのに大いに役立つだろう」と述べている。
(引用:The National News)